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  • 執筆者の写真マルフクメディカルフーズ

高齢者の8020問題

 8020問題と言えば「80歳になっても20本の歯を残しましょう」と1989年に厚生省(今の厚生労働省)と日本医師会が推進した運動で、生涯、自分の歯で食べる楽しみを味わえるようにという願いを込めて始まりました。その結果、80歳で20本の歯がある人の割合は1991年の10%から2021年には40%に改善して、効果が発揮されています。

また、今では足の8020問題がクローズアップされています。この運動は2018年10月に実行委員会が発足しており、「80歳になっても20分間、きびきびと歩き続けるための足(歩行)を保とう」という運動です。20分間と簡単には言いますが、個人的には近くの駅まで約20分ありますので、歩くようにはしていますが、果たしてきびきびと歩いているかは、ちょっと自信がありません。

歩くことは最も基本的な移動手段であり、自立を支える根本的な動作です。身体のどこに、不備があっても不便ですが、足が動きさえすれば、移動はできると感じたことは、何回もあります。人は加齢によって、最後の死まで段階を踏みます。まず一段目は歩行ができなくなり、二段目でスムーズな排泄ができなくなり、最後は食べる事ができなくなり死に至ります。少しでもこの段階を遅らせて、人生最後まで明るく、健康寿命を延ばしてきたいと考えるのは私だけではないはずです。そのためには。足の健康が大切と言われています。いろいろな足の不備は、ちょっとしたことから大きなケガや手術等まで、治癒するまで長期間かかり、その間、松葉づえで移動となると、気が遠くなります。糖尿病から来る足の壊疽、アキレス筋断裂、靴の不備から来る外反母趾等、歩行困難な状況を阻止することを、若い時以上に考えていかねばなりません。


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