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執筆者の写真マルフクメディカルフーズ

冬でも多発する食中毒

 今年は夏が暑かったし、秋があるような、ないような毎日で、気温の高低差が激しく、昔の雪の降る寒い日々とは少し違うような気温かと感じています。そのせいかとも思われていますが、この時期に食中毒が多発しています。よくご存じのように、9月には弁当で500人余りの食中毒様症状が全国に広がりました。結局原因はご飯の温度の不適切だと、温度が下がらないのに、米の上に生ものを載せたことによる腐敗が進んだ?と言われました。また、静岡の高齢者施設の給食からO157が出て、2人が死亡されています。長野では業務用の豚の角煮のパックから大腸菌群が発見され、全国の全パックの回収が命じられました。先日には、マフィンから腐敗臭がしていると、ネットは大騒ぎになりました。作り置き時間があまりにも長すぎ、保存料も何も入っていないオーガニックとは、と、疑問が飛んでいます。食品加工を個人が簡単に実施し、売り物にする事は、規定をクリアーしていても注意が必要です。その他にも、鶏の生食によるカンピロバクター食中毒、10月から3月に多いノロウイルスによる食中毒の出現も大いに可能性があります。いずれにせよ、現場は①調理中の衛生、まな板や包丁をはじめ、道具類の衛生。②調理者の衛生、保菌者の有無も調べる。毎月の糞便検査や、生ものには触らない等(使い捨て手袋を使用)の衛生を徹底。作業前の手指の消毒を徹底。③調理中の加熱、中心部まで加熱、75℃1分以上、ノロウイルスに対応する場合は85-90℃90秒以上の加熱。④喫食する時間は、作成されて2時間以内。を守れば、食中毒はシャットアウトされるはずです。高齢者や幼い子供たちは免疫力が弱く、気候に左右される環境で食事が汚染されていることは、被害が大きくなる可能性を秘めています。家庭でも起こり得ますので、調理担当者は身を引き締めて作業することが大切です。


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