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  • 執筆者の写真マルフクメディカルフーズ

腸内環境を整える

 気温の変動や、環境の変化により、知らない間にストレスをため込んでいる状況になりやすい日々ではないでしょうか?そのストレスが出てくるのが体調です。アレルギーが出たり、痛みが出たりと自分の弱い部分に炎症が出たりします。まさにその一つに便秘や下痢があります。それを解消するには腸内環境を整えることが自分の免疫力を強くするためにも重要なことです。腸内には善玉菌、悪玉菌、日和見菌がおり、口から善玉菌であるビフィズス菌や乳酸菌を入れることが良いとされていますが、問題は生きた菌が腸まで届かないことです。菌の死骸でも効果があると言われ、トクホにつながる製品が出ています。もう一つの方法は、腸内でのこれらの菌を育てる酪酸菌を増やすことにあります。酪酸菌は腸に届いた食物繊維を発酵、分解して酪酸を作る細菌の総称です。この酪酸は、腸内を弱酸性にして腸内にある悪玉菌が発育することを抑制し、善玉菌のビフィズス菌や乳酸菌が住みやすく、また、ミネラルの吸収を良くします。毎日の食事から、この酪酸菌を増やすのが発酵性食物繊維だと言われています。これは、大麦、玄米、小麦ブランシリアル、ライ麦パン、雑穀類等の主食になる素材や、豆類、芋類、根菜類、海藻類などの茶色っぽい食材になります。長寿の里である京丹後地域の調査によると、長寿者の腸には都会の高齢者より善玉菌が有意に多く、食物繊維を餌にして酪酸を作る酪酸菌の割合が高いことが、内藤先生のチームが発表しています。如何に腸の調子を整えることが大切かを証明しています。


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