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  • 執筆者の写真マルフクメディカルフーズ

老人施設での食事で願っていること その1

 入居者さんには、介護度により、動ける方と、動けない方もいらっしゃるでしょう。車椅子に乗って、施設内のデイサービスに参加される方もおられるでしょう。少しでもコミュニケーションをとることを目標にされています。少し体を動かす運動も取り入れたり、カラオケで歌ったり、エネルギーを使うことで、毎日の生活に刺激を与えておられます。それができる間に体を動かして、少しでも筋肉を保持しましょう。また、食べることは365日、楽しみの一つでありたいものです。施設内での食事の目的は、口から味を知り、美味しく食べて欲しいことです。経口で食事を食べるためには、まず舌で味を知りますが、舌には味蕾という細胞があり、ここで味を知ります。ここに苔が生えると舌苔と言って、味がわかりにくくなりますので、口腔内はきれいに、また舌の上からも歯ブラシ(苔を取る歯ブラシ)を動かしてください。そしてよく噛むことです。歯が義歯であっても、一口30回は噛んでください。細かく噛み砕くことで、消化器官に負担をかけませんし、唾液の分泌を促します。唾液は耳下腺、顎下腺などから分泌しますが、高齢になると口内が乾いてしまって、汁で流してしまいがちです。よく噛んで、顎の筋力や舌の筋力を動かすことで、食物の通りを良くし、唾液分泌を促せば食事も甘くなり、美味しくなります。



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