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  • 執筆者の写真マルフクメディカルフーズ

熱中症対策

 日本は四季がはっきりしているので、春を告げる桜の開花や、秋を迎える紅葉に胸を躍らせていました。しかし、最近は気候の変動で暑さの時期が長くなり、秋が短くなったようで、また雨や台風の災害が多くなり、本当に過ごしにくくなっています。巷の食堂も東南アジア系のエスニック料理を出す所が増えてきたのも、この気温に影響されています。気温が30℃を超えると真夏日、35℃を超えると猛暑日となりますが、こんな温度の毎日が日本の夏になってきました。外で作業されている方、運動されている方は勿論、家の中で過ごしている方にも熱中症の危険が迫っています。熱中症対策としては水分、塩分と合わせ、ミネラルを適度に補給することが重要です。塩分としてNa(ナトリウム)は主に体内に摂取され、K(カリウム)と合わせて体内の水分バランスや浸透圧の調整に深くかかわっています。そこで、水分補給と同時に塩分補給も必要で、飲み物100ml当たり食塩0.1~0.2gを入れる事を厚労省は推奨しています。しかし、すでに脱水症状がみられる場合、或いは脱水症状になり得る場合には経口補水液が最適です。塩分と糖分が補給されているスポーツドリンクには「アイソトニック飲料」と「ハイポトニック飲料」の2種類があります。アイソトニックは等張液を意味し安静時の体液と同じ濃度や浸透圧になっていて、運動前や後に飲水します。ハイポトニックは低張液を意味し、安静時の体液より低くなっており、経口補水液に近い濃度で、運動途中や運動直後の水分補給に向いています。選び方は値段や味ではなくて、スポーツでの汗のかきかたでどのくらい飲むかを決めましょう。普段のちょっとした運動や散歩でのどが渇いて飲む場合は水や麦茶で充分ですから、しっかりと補給しましょう。


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