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  • 執筆者の写真マルフクメディカルフーズ

無形文化遺産

 2013年に日本人の伝統的な食文化として、「和食」がユネスコ無形文化遺産に登録されました。登録されてから今までの間に、日本の和食への興味が上がり①海外における日本食レストランが増加、②農林水産物や食品の輸出増加、③訪れる外国人が増加、旅行消費額も増加、④地方の多様な郷土食等への期待等が膨らみました。しかし、コロナ禍により、外国からの旅行者がゼロまで落ち込み、外国人の和食への興味も落ち込みました。旅行者が増えると、また、それが回復されてくると考えられます。一方、国内ではどうでしょうか?和食は栄養のバランスは良くても、作るのが面倒と、敬遠しがちになってきて、伝承という力が落ち込んでいます。そこで、保育園や幼稚園時の小さい時から、味を覚えてもらう食の教育(食育)を行っています。即ち「和食の出し文化」です。日本の出しは、今では味の一つの旨味として世界で認識されています。昆布からとる出しは、グルタミン酸、カツオ節からはイノシン酸、干しシイタケのグアニル酸が「三大だし」です。昆布や椎茸の出しは、動物性の駄目な方々にも使用できます。この旨味の宝庫の出しを効かせると、甘い、しょっぱい調味料を減らせますので、健康的にも良好です。

小学校の大量調理の現場でも、今では、これらの食材の粉末状の製品が使われて、小さい時から、旨味の効いた和食を提供することに力を入れています。人間が生きていくうえで、そのステージに適正な食生活があります。小さい時に味わったホッとする和食の味を、小さい時から記憶に残せば、きっと、食を通じて幸せと思える食生活が送れると感じています。和食を絶やすことなく継続できるのは私達です。



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