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  • 執筆者の写真マルフクメディカルフーズ

孤立と健康

 このコロナ禍がいつまで続くかはわかりませんが、初期のコロナ禍では行動自粛をされた方も多かったと思います。3年前、コロナの正体がわからない時は、ステイホームが必須でした。私も継続していた運動施設が閉鎖になり、それ以来、こちらの体調もおかしくなり、結局狭い空間の施設には行けなくなりました。しかし、今では、ウイズコロナで、マスクも外そうとしている状況になり、閉鎖している場所が少なくなっています。しかし、以前、感染が増加すると、どちらかというと持病のある高齢者には自粛が言われた時期がありました。身近な人たちが罹患すると、その大変さにびっくりし、毎日のように報道されると従わざるを得ない状況でした。

高齢者には、それでなくてもフレイル(虚弱)にならぬように言われています。運動をしながら、低栄養にならぬように注意です。しかし、もう一つ大切なことがわかってきています。それが孤独にならないようにする事です。独居世帯が多くなり、社会とのつながりが減少するのが原因です。高齢者の健康者に比較して肥満は1.2倍、飲酒は1.4倍、喫煙は1.6倍と危険度が上昇します。しかし、孤立による危険度が1.9倍と高くなると言われています。社会参加のつながりが大切で、それが居心地の良い集まりや、地域のつながりなどがストレスを軽減することがわかっています。高齢者には一日1回の外出、週1回以上の友人・知人の交流、月1回以上の楽しさややりがいのある活動が必要と言われています。高齢者には教養ではなくて、今日(きょう)用(よう)を必要とし、何かしら用事を見つけて外出すると良いと言われています。コロナにも、インフルエンザ並みの薬の普及が望まれます。


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