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執筆者の写真マルフクメディカルフーズ

V.O.Sメニューとは?

 大阪府が推奨しているメニューで、VとはVegetableで野菜類が120g以上(キノコ、海藻が含まれ、芋は含まれず)、OはOil、適量の油が使われ、即ち脂肪エネルギー比率が30%以下、SとはSaltの意味で適量な食塩、即ち3.0g以下と決められています。この3種類の基準が全て満たすものを「V.O.Sメニュー」、いずれかを満たすものを「プレV.O.S」と言います。形は一食の料理でも弁当でもOKです。この料理に占める脂肪の割合を脂肪エネルギー比率と言い、(脂肪g×9kcal)÷全体のkcal×100が30%以下になれば、油の量が自然と少なくなります。料理の中で揚げ物や炒め物が多く、脂肪の多い食材を使えば、脂肪エネルギー比率が30%以上になってしまいます。一日3食の内、洋食ばかりでは、油の摂取量が多くなるので、油を使わない焼き魚、煮魚、煮物、お浸し、酢の物などが登場すると、一食の中での油の摂取量が減らせます。油そのものが悪いのではなく、質の良い油を、適量採ることが必要です。また、油の話になりますが、動物性の油である、ラードやヘッドを使わないように、食材を選びましょう。肉屋さんで揚げている揚げ物や、弁当に入っているコロッケや、豚カツ、唐揚げなどは何の油で揚げているかはわかりませんので、いつも同じものを食べる事をやめることが原則です。これら、ラード、ヘッドやバター等の飽和脂肪酸の摂取量の上限は決められていますが、毎回計算することは不可能ですから、たまには良くて、毎日同じものを食べないようにする事で良いとしましょう。一食の塩分が3.0g以下で、薄いと感じる方もおられるかもしれませんが、これは慣れないと仕方ないでしょうが、柑橘類やスパイスで味変を楽しみましょう。ラーメンの汁を飲まず、おかずの汁は残す事です。


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