冬の不調
今年も正月から、アメリカの山火事、戦争の拡大、物価高など、世の中の動きに気持ちが落ち着きませんが、阪神大震災から30年の節目に当たりますね。昨年の能登の震災・大雨の傷跡は深く、日常生活が戻ってきていない能登の方々のことを思うと、今の自分に感謝、生きているだけで幸せかもしれません。今までに身近な災害として、阪神大震災、東日本大震災、西日本豪雨、大阪北部地震を感じてきましたが、西日本豪雨では広島におり、とてつもない大雨を感じ、その日に帰阪しましたが、その晩に広島は大災害に、大阪も大雨で近くの中学に避難が行われていました。大阪北部地震では朝早く八時には天王寺に居て、雷が落ちたかと思うほどの音でびっくり、そのあと強い揺れがありました。直ぐに電車は動かず、帰宅困難者になりました。最近、これらの事を考える時間が増えて、そのたびに、防災品が増えていきますが、「ああ、簡易トイレを用意しなくては」と思っています。この冬の寒い時に、家がなく、放り出されると、とてつもなく不安が広がります。そうでなくても冬には、しっかりと栄養を取る必要があります。寒いという一つのストレスで、頭が痛い、眠れない、疲れやすい、血圧が上がる等の不調が出やすいです。冬の日照時間が減ると、気分を安定させるセロトニンの分泌が低下し、気持ちが沈みやすく、また寒さで快適ではなくなり、ストレスが溜まります。ストレスの対処法は、環境を変え、運動、休養、食事の3つを見直すことになります。寒さに耐えるには、たんぱく質、ビタミンB 群、ビタミンCを必要量の倍は摂取すればよいと言われています。こたつの上のみかんにも、ビタミンCの補給というそれなりの理由がありました。昔、足にしもやけが良くできた人も、たんぱく質不足です。冬の不調を取り除くためには、餅などの炭水化物は少し控えめにして、特に高齢者は、塩分を控えめにして、魚、肉、豆腐等をしっかりと食べる様にしましょう。勿論野菜も忘れずに。

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