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執筆者の写真マルフクメディカルフーズ

運動を主体とした多因子介入で認知機能が向上

更新日:9月17日

 最近、神戸大学と神戸学院大学による研究として、丹波市で認知症予防にした研究で運動の他に、色々なプログラムを加味すると、高齢者の認知機能が改善することを報告しました。どんなプログラムが加味されたかというと、認知機能トレーニング、栄養管理、生活習慣病の管理を1回90分、18か月継続しました。世界ではあっても日本では初めてというものです。

 プログラムを受けたグループと、待機していた(何もしない)グループとでは、有意に差が出て、このプログラムの実践が高齢者の認知機能(頭の働き)を向上させたとしました。即ち、運動不足・糖尿病・高血圧症・社会的孤立等の14項目の認知症発症リスクを抑止しして、改善可能を探っていきます。世界的にこのネットワークが広がり2019年から国立長寿医療研究センターが開始し、その一環として神戸大学を中心としたこの研究が開始されています。

 週に1回の90分のプログラムを18か月受ける101名と、待機グループ102名をランダムに振り分け6か月ごとに認知機能検査、身体機能検査、血液検査その他の質問の検査を実施しました。

栄養管理では、①生活のリズムを整える。②生活のリズムを整え、認知症予防食品について知り、実践する。③生活のリズムを整え、認知症予防食品について知り、実践し、継続する。について個別面談60分、電話10-15分実施します。この大掛かりなプログラムで認知症の進度が抑止されたとしても、実際、国内隅々までこの研究が行われるのか?お金がかかりますので、自治体によりかなり差が出るかと思われます。これらの少しでも実施することが、今後の認知症予防に貢献できるでしょう。ここで、栄養管理として挙げられた認知症予防の食品、食事を(健康長寿科学振興財団)考えてみます。①バランスの良い食事:たんぱく質、脂質、炭水化物、ビタミン、ミネラルの栄養バランスの良い食事にする事、脳に良いEPA、DHA等のオメガ3脂肪酸、葉酸、ビタミンA、C、E(ビタミンエース)、ミネラルを補いましょう。②摂取カロリーを守る:肥満を防いでアルツハイマー型認知症を予防、③塩分を控える:脳梗塞を予防することで野菜、果物、藻類からカリウムを摂取し、ナトリウムを排泄しましょう。④間食、糖分を控える:血糖をコントロールしましょう。

この認知症予防の食事にも言える事は、色々な年代にも通じて言える事で、若い頃から頭に入れておくことで老化も遅らせ、疾病も逃げていくでしょう。


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