季節の行事
日本には、季節毎の行事があり、それにより、私たちの生活の一部になっていると言っても過言ではありません。
年が新たになり、一月の正月から、月日が経過するにつれ、全てが食と繋がっています。お節、七草粥、成人式の祝賀食、節分の恵方巻き、バレンタイン、お雛祭り、節句と、続々と続く行事に食は付きものです。マルフク給食でも、行事食で、喫食者に喜びと季節の移ろいを感じて貰っています。
その一つのバレンタインデーのチョコの意味合いも変化し、今では自分チョコで購入する方が一番多いらしい。デパートでのショコラティエからの販売は盛況で、かなりの金額の市場になって来ています。世界大会もあり、日本のチョコの味も世界に認められています。
私は、これらの風潮は、マスコミが作り出したもので、決して乗らされない様にとやって来ましたが、その日が近づいてくると、どうもソワソワしたもので、義理チョコを配ったこともありましたが、自分チョコには無縁でした。しかし、先日、卒業生からチョコを頂き、その美味しさに、今更ながら目覚めた次第です。ショコラティエさんの願望は美味しさを送り、みんなを笑顔にする事だと。ああー、私もその一員になれたと思いました。現代、チョコの原材料のカカオは、不足していて高騰していますが、カカオのポリフェノールの体への効果は数多く報告されています。2014年、明治製菓と東京医科大学の「カカオポリフェノール摂取による健康リスクの変化に関する研究」によると、閉経女性のエストロゲン不足に関連して、高血圧、高血糖、高コレステロールの症状が出る女性のポリフェノールの効果は、これらの症状の低下に繋がっていると報告しています。ポリフェノールの含有量の高いチョコも売り出されていますが、これらは苦味があり、やはり、少し甘さも必要ですね!毎日の生活の中で、チョコレートを食べる機会はそんなに多くはないかもしれませんが、このバレンタインデーの2月には、美味しいと笑顔の出るチョコに会える機会かもしれません。健康リスクの低減のためにも自分チョコを探しに、デパートへ足を運びたくなりました。

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