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炎症性老化と炎症抑制物質の事知っていますか?

執筆者の写真: マルフクメディカルフーズマルフクメディカルフーズ

 急性と違い、炎症が慢性的に起こっている状態を自覚はできませんが、生活習慣病の1つである糖尿病や高血圧、更には内臓脂肪の蓄積などによっておこるメタボにはこの慢性炎症が体内で起こっていると予想されます。それは毎日食べる食事が関係しています。アメリカの論文によれば、中高年の食事性炎症指数(DIIスコア)とメタボの関係について発表しています。DIIが高い人は低い人に比べて、メタボの発症率が高く、HDL-CHが低く、空腹時血糖値が高いことが示されました。DIIは食事中の45の食品や栄養素の摂取量から求められるもので、中でも食物繊維、β―カロテン、オメガ脂肪酸、ビタミンC、D、ニンニク、ショウガ、茶、ターメリック、フラボノイド等が強い抗炎症性成分として位置づけられています(脂質栄養学会から)。その中でも特に食物繊維は重要で、100才の長寿の方々の食事から、これらが抗炎症性食品として、有効であると認められています。今更ながらの食物繊維ですが、2025年の食事摂取基準では一日25gと目標量が上がって来ていますが、現在の摂取状況を調べますと、令和4年が最新ですが、男性20才以上で19.5g、65-74才で21g、75才以上で21.2gとなっています。女性は20才以上で17.6g、65-74才で19.8g、75才以上で19.4gとなっています。年齢が上がるにつれて、摂取量は多くなっていますが、男性より女性の方が摂取量は低くなっています。男女の目標量より、5-6g低い事がわかりました。それでは簡単に目標量をクリアーできる方法があるのでしょうか?一日大体5-6gの摂取不足を解消するためには、これらの食品を増やすと良いと言われています。例えば今までの食事に増やすと良いものとして朝食に、納豆(1パックー食物繊維約3g)にオクラ(20g―1g)を入れて、間食に茹でさつま芋(150g―5.7g)を食べると、食物繊維約10g増えます。その他、間食にキーウイフルーツ(100g-2.6g)、バナナ(中1本100g―1g)、干し柿(1個60g-8.4g)を取ると、簡単に5-6gは増えます。間食でとりやすいのではないでしょうか、抗炎症と長寿のために毎日工夫して食物繊維量を増やしましょう。


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