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執筆者の写真マルフクメディカルフーズ

毎日気を付けていますか?

 地球温暖化の影響でしょうか?新たな感染症が話題になっています。俗にいう人食いバクテリアです。正式名は劇症型溶血性連鎖球菌で、致死率の高い細菌感染症です。主な病原体とされるのはA群溶血性連鎖球菌で発病から一気に進行します。細菌から出た毒素によって壊死性筋膜炎が引き起こされ、皮膚・筋肉・脂肪などの組織が壊死し、真っ黒な状態になり、腕や足なら切断でようやく命が助かったという場合もあり、早めの診断が必要です。発症リスクが高いとされる糖尿病、慢性疾患、がん、慢性呼吸器疾患等の基礎疾患のある方は要注意です。特に糖尿病などで、傷口から菌が入って、また、水虫菌で足の治療をしている方など、或いは日常で傷をした方、中々治りにくいと思っている方は診察が必要です。予防は手洗い、うがいです。小児がかかる扁桃炎や皮膚炎など引き起こしますが、重症化することはそれほど多くはありません。コロナ以降も外出から帰ったら、手洗い、うがいを実施し、外傷は早く治療しましょう。

 暑い夏を迎え、熱中症も他人事ではなさそうですが、しっかり食事はしていますか?自分の事も含めて、ついつい、簡単な食事で済ましてしまいそうです。夏こそ、しっかり食べましょう。加齢に伴い、血液検査により、何か気になっている数値はありませんか?私事で恐縮ですが、この数年クレアチニンが上昇し、eGFRが低下してきて、夜間尿もあり、このeGFRをあげる事を考えていますが、改善することはなかなか難しいと言われています。①まずは減塩②カリウムを含む果物類や野菜類の摂取-㏠350gの摂取、③肥満の解消、④血圧管理、⑤血糖管理、⑥脂質管理、⑦禁煙、節酒に努める、⑧適正体重管理のための運動、⑨風邪をひかない、⑩早寝早起き、十分な睡眠、ストレスを貯めない等です。この項目は腎臓に限らずどの内臓の疾患にとっても必要な項目ですが、腎臓はさらに悪くなると、たんぱく制限、カリウム制限、塩分制限、水分制限が加わり、食事療法が難しくなりますので、毎日の生活習慣を見直すことです。


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