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執筆者の写真マルフクメディカルフーズ

寒暖差で体調悪いですか?

 冬の時期に入ると、一日中冷え込む毎日が続くはずですが、昼間は冬日和と呼ばれる温かさが続いています。そのために一日の寒暖差だけでなく、週の内、三寒四温ではなく交互に寒暖差の激しい毎日が続きます。上着が必要だったり、必要なかったりと、目まぐるしい温度差に体調もおかしくなります。皆さんはいかがですか?体調の悪さを実感されていますか?

そこで注目を浴びるのがGABAという物質です。GABAは特に脳やせき髄で精神を安定させる神経伝達物質です。ストレスや不規則な生活習慣で自律神経のバランスが乱れる自律神経失調症という症状が出てくることはよくご存じでしょう。この自律神経には交感神経と副交感神経が関わり、二つの働きがバランスを保ち、体内の環境を整えています。副交感神経が体を休め、暴走する交感神経を抑制させるためには、このGABAが必要だと言われています。正式名はγ-アミノ酪酸という物質で、脳内のグルタミン酸から作られています。つまり、副交感神経の働きを活発にし、α波が増加して精神的な緊張をやわらげる働きをし、脳への酸素量を増やして、脳細胞のダメージを抑えてストレス下での免疫力の低下を抑えます。

愛媛県工業系研究所報告、大野氏によると、GABAは生野菜のなす、ミニトマト、からし菜、人参が高く、加工品では味噌漬け、ぬか漬けの漬物にも多く含まれると報告されています。主な食品中のGABA量は100g中、沢庵(39-95mg)、奈良漬け(58mg)、柴漬け(8-63mg)、キムチ(38-84mg)等で、一日にストレスや不安感にはGABAが20-50mgくらいで良いと言われています。そうなると考えられるのがGABAのはいっているサプリメントなのですが、採りすぎは良くないでしょう。GABAはアミノ酸の一種で野菜の他、果物、大豆、発芽米、発酵食品等にも含有されていますので、毎日の食事で色々な食品を摂取することに尽きると思います。食塩過剰にならぬようにたまには、漬物も良いでしょう。サプリメントに執着することなく、GABAという物質の事は頭に入れて、和・洋・中華等、色々な食事を楽しみましょう。


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