

マルフクメディカルフーズ
- 2022年4月24日
- 2 分
百寿者
日本人の寿命が延びて、百歳近くから百歳以上で生存されている方、即ち百寿者が年々増加しています。しかし、過去三年間はコロナという感染症に振り回されており、残念ながらコロナにり患されて、命を落とされた方も多いのではと推察します。 白寿者に特徴的なことは、百寿総合研究センターによると、炎症低下とテロメア長が優れていることが判明しました。染色体の末端に位置するテロメアの長さが維持されていることは、遺伝的なことが確認されています。高木氏によると炎症低下は炎症マーカーとされるCRP、血清タンパク分画、白血球数と分画および赤沈の低下があげられています。急性炎症の場合CRPは急速に上昇し、回復後は迅速に減少し、白血球数と分画は最も早い炎症マーカーで、血清タンパク分画は総合的に判断でき、赤沈は慢性炎症の経過観察には有用なマーカーです。普段の血液検査で毎回わかるわけではありませんが、普段とは違う症状が出たときは、この炎症マーカーで組織の破壊、壊死等を想像できます。CRPの正常値は0-0.3mg/dlで1mg/dl以上と高い時、疑われる病気は細菌感染症、悪性腫瘍、心筋
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マルフクメディカルフーズ
- 2022年4月17日
- 2 分
郷土料理と地産地消
故郷を離れて長い時間のたつ方が大勢おられると思います。たまたま、生まれ故郷にそのまま、在籍される方もおられるでしょう。いずれにせよ、小さい時からの生活期間中に舌にしみ込んだ味は覚えているものです。故郷に帰れば、その味をなつかしむのは、舌の感覚がよみがえるのです。故郷で収穫される食材は、運搬にかかる費用も抑えられ(フードマイレージも低く)、誰が作ったかわかるトレサビリティーも確定しており、地球にやさしい作物になり、安心安全な食材となります。地域で収穫されて、地域で消費されることが目標ですが、大量に必要とされる給食では、地域だけでは集められないことになり、どうしても遠隔地からの運搬が必要になりますが、本来は地産地消が目標です。地域でしか取れないものを食材にレシピを作り、環境に伴って、長い期間を経て郷土料理になっていくものです。小学校での食育は給食が生きた媒体になります。 関西では大阪のかやくごはん、肉吸いやお好み焼き、京都の九条ネギ、壬生菜や京菜を使ったおばんざい、たけのこ料理、奈良の飛鳥鍋、茶粥やソーメン料理、和歌山のめはり寿司、鯨の竜田揚げ、兵庫
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マルフクメディカルフーズ
- 2022年4月10日
- 2 分
オーソモレキュラー療法と花粉症
オーソモレキュラー療法(分子整合栄養療法)をご存じですか?私がこれに興味をひかれたのが2、3年前「産後うつ」の授乳婦が多いという新聞記事を見てからです。鬱という言葉が示すように心の問題と片付けてしまいそうですが、実は栄養不足ではないかとわかってきたからです。鬱は貧血と関連し、長期間潜在的な貧血はフェリチンを測定しなければわかりません。 この療法は新しいものではなく、1960年代にノーベル化学賞であるアメリカのポーリング博士が提唱したもので、体内の栄養バランスを整えて、体を構成する最小単位である分子の状態を正常化することで病気を改善しようとする方法です。 花粉症は先述したようにアレルギーの一種で、アレルギー体質を改善するための方策として、n3系の油に変更、腸内環境を整えましょうと進言しました。その他にこのオーソモレキュラー療法を推進されている溝口徹氏によると、ビタミンDの摂取と男性は亜鉛、女性は鉄の補給を促しています。ビタミンDの摂取は日光浴と食事がメインで、ビタミンDは食品中の動物性由来のビタミンD3(イクラ、鮭、しらす、うなぎ、サンマ、鰯、シシ
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マルフクメディカルフーズ
- 2022年4月3日
- 2 分
免疫力を強くするためには
現代のコロナ禍では、自分の免疫力を強くすることが、一番の大切なことかもしれません。免疫力とは、細菌や今回のコロナ等のウイルスから守る人体の防御力のことで、人により免疫力の違いがあります。元々持っている免疫(自然免疫)や、ワクチンなどで獲得する免疫(獲得免疫)がありますが、年齢を重ねてくると、病原体を除去するために必要な免疫力が低下し、異物を排除できなくなってしまいます。そのためには常に免疫力を高めることが必要ですが、日常生活でできる方法は①食事②睡眠③運動④ストレスフリーの生活等の項目があげられそうです。食事で免疫力を上げるためには、バランスのある食事、つまり、たんぱく質、炭水化物、脂質の3大栄養素が毎日摂取できているということ、しかし、毎回栄養素が計算できませんので(*)、一日3回の食事形式が一汁二菜、一汁三菜であることが目安かもしれません。主食(パンや飯)があり、汁は味噌汁他、二菜は一つの主菜と一つの副菜、三菜は一つの主菜と二つの副菜となります。主菜でたんぱく質や脂質が摂取できて、副菜で野菜や海藻類からビタミン・ミネラルが摂取できます。腸の改
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